11月2-3日(土・日)にAnkerフロンタウン生田Nebulaフィールドにて開催された第13回日本アンプティサッカー選手権大会2024にて、大会通算6度目の4連覇を果たしました。
最優秀選手賞を平賀智行選手(GK背番号18)、得点王に4得点の秋葉海人選手(FP背番号9)が受賞いたしました。
開催にご尽力いただいたスポンサーの皆様、パートナーの皆様、ボランティアスタッフの皆様、日本アンプティサッカー協会の皆様、そして初日の雨天、2日目の暑い中、会場まで足を運んで観に来てくださった皆様に心より御礼申し上げます。
大会結果
〜1日目〜
第1試合 vs FC TS ONE 2024 2-0 得点者:エンヒッキ、秋葉
第4試合 vs Asil Bee 千葉・北海道 9-0 得点者:秋葉3、高橋、神門、石井2、新井、オウンゴール
〜2日目〜
第7試合 vs A-pfeile Estrelas 4-0 得点者:石井、久保2、オウンゴール
第10試合 vs ガネーシャ静岡AFC 3-0 得点者:久保、エンヒッキ2
〜大会戦績〜 4戦4勝18得点無失点
MVPを受賞した平賀選手のコメント
「11月2-3日にAnkerフロンタウン生田にて開催された第13回日本アンプティサッカー選手権大会におきまして、アウボラーダは4戦全勝(18得点/無失点)にて4連覇となるトロフィーを掲げることができました。
まず川崎市様、川崎フロンターレ様をはじめ、開催にご助力頂いた各皆様に御礼申し上げます。
初日は生憎の天気、2日目はうだる暑さの中での開催となりましたが、スタッフ皆様のフレキシブルな運営のお陰で、プレーに集中することができました。
また本年も日新火災海上保険株式会社の皆様をはじめ、チームを長年スポンサードいただいているZenshinグループ様、まめの木薬局様、UNISTA様、LTR様のクラブへの想いを胸に最後まで闘いきることができました。チーム一同、心より感謝しております。
また本大会得点王の秋葉と共に、おそれ多くも個人賞をいただきました。
文字にするまでもないことですが、ひとえに前線から最後尾までサボらず走りきった全フィールドプレーヤー、同じGKの坂、スタッフ陣、そして観客皆様の声援が無失点大会完遂への評価に繋がったと受け止めています。
ここに個人などありませんこと十二分に理解した上で、後陣の為代表して拝受します。
ありがとうございました。
さて、11年目を迎えた今年のアウボサッカーはいかがでしたでしょうか。
私達は昨年同様「世代を越えた一丸となるチームづくり」に励んで参りました。
若者達には世界と闘う為に個中心ではなくピースとしての働きを、シニア達には引き際ではなく頭を使った更なる輝きを通年求めてきました。
もちろんそれぞれの立場で大小やりがいや想いはあると思いますが、大事なことはチームの軸です。
分かりやすく言えば今のアウボサッカーは大会ゴリゴリ10点の単独得点王ではなく、視野の広い献身的なオールスナイパーを求めてきました。
言葉汚く記せば、チームパーツとして働け魅せろ、頭使って唸らせろ、そして社会的意義のある集団スポーツを理解/補完/表現しろ、です。
つまり、身を粉にして混ざった集大成がアウボのアンプティサッカーです。
この中においては個々のうまいへた/あがったおちたは論争の意味を成さないのです。
人を信頼するために――、がキーとなること、より多く感じ取ってほしいと切に願います。
来年度これをどう発展させていこうか、またゆっくり全員で考えていきます。
皆様にも是非、アンプティサッカーの次のステップへご興味/お手伝い頂ければ嬉しく思います。
全国関係者の皆様、今一度アンプティサッカーの魅力を信じて、鼻息上げて盛り上げていきましょう!
まだ見ぬ片足/片手障がいをもった老若男女の皆様、私たちと一緒に甘えのないこのスポーツで暴れませんか?
来年も是非、アンプティサッカーにご期待ください!
日頃全国津々浦々の普及活動に最大限の敬意を表して。
VAMOS AMPUTEE JAPAN!!
“年の始まりは静岡から!”
FCアウボラーダ 平賀智行」
5月のレオピン杯に続き主要大会連続での得点王受賞となった秋葉海人選手の得点シーンコメント
「1得点目(第1試合2点目)はコーナーキックからファーサイドに流れたボールを回収し、縦にドリブルを仕掛けて中にマイナスのパスを出した所相手の杖にあたりハンドを貰いPKを獲得しました。
PKをもらった時は(この試合でチームとして)まだ1点しか取れていなかったので、このPKを決めて残りの時間を楽に試合を進めれるようにしっかり決める事を意識していました。
PKを蹴る際には相手キーパーの立ち位置を確認しシュート打つ瞬間に少し右にステップしたので左側が空きそこに流し込みました。
2得点目(第4試合2点目)は相手のビルドアップミスした所をダイレクトでミドルシュートを狙い浮かさないように抑えてシュートしました。
3得点目(第4試合6点目)はフォーメーションの1-4-1をうまく使った攻撃で中盤でボールを回し左サイドに相手が集中していた所を右サイドにサイドチェンジして相手のスライドが遅れた所で低弾道でコースを狙いミドルシュートをしました。
4得点目(第4試合8点目)は相手のクリアミスを回収してドリブルで1枚を抜き、コースを狙って得意なアウトサイドシュートで流し込みました。
チーム優勝4連覇、個人賞でも得点王というチームとしても個人としても良い形で大会を終われたのは凄く嬉しかったです。」
Photo
撮影者:鳥飼祥恵、FCアウボラーダ
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